さっちゃんの雑記帳

病気、仕事、虐待の経験をだらだら書きます

息をするように「疲れた」と言ってしまう自分を、受け流す

最近、なんの脈絡もないタイミングで、今までの失敗や、嫌なことを思い出してしまって、「疲れた…」と口走っていることに気づいた。

 

仕事での失敗、家族とのいざこざ、人間関係。

色々、思い出すと居心地の悪い気分になることが脳裏に浮かんでしまって、

どっとストレスを感じてしまう瞬間がある。

 

その度に、別に誰かが目の前にいるわけでもないのに、ため息交じりに「疲れた…」と言ってしまう。

声に出すことで自分の耳に繰り返し「疲れた」と言い聞かせてしまう。

 

良くないことだと思って、口にするたびにそんな自分が嫌になって、

言わないようにしないとな…と思っていた。

 

でも、どうだろう。

言わないように、言わないように、と思えば思うほど、むしろ「疲れた」と思ってしまう頻度が増してしまう気がしてきて、

 

 

以前、「ピンクの象」というものを教えてもらったことを思い出した。

ure.pia.co.jp

「ピンクの象を思い浮かべてはいけない」と言われると、ダメと言われているのに「ピンクの象」しか考えられなくなってしまう、というお話。

 

やめたい習慣を具体的に思い浮かべてしまうと、むしろ意識してしまって逆効果になる、といったところだろうか。

 

だから、今はその現象を受け流すべきなんだろうな、と思い至った。

「疲れたな」と言ってしまう自分を拒絶するのではなく、受け流す。

今はそういう思考に陥りやすいんだな、と、客観視する。

 

気にならなくなってきたら、きっとこの「疲れた」スパイラルからも、すっと離脱できるだろう。

そう信じて、あまり執着しないで、嫌な感情も流していこうと思った。