さっちゃんの雑記帳

病気、仕事、虐待の経験をだらだら書きます

良い日だ、と思える日を増やすこと

今日は良い日だった。


ブログを開いて、何を書こうかと思った時に、最初に頭に思い浮かんだ言葉に、自分でも少し驚いた。


橋本病と、それに伴ううつ症状で、休職して1年が経った。

休みはじめた頃は、罪悪感と、自罰感情と、いろんなカオスに襲われて、本当に何もできなかった。


それから、時間はかかったけれど。

今日は、外にランチを食べに行って、ウィンドウショッピングをして、

焼肉屋全豪オープンテニスの試合を、居合わせたお客さんたちと応援して、大坂なおみ選手の優勝を喜びあって。


去年の今ごろは、

人の目が怖くて、働くはずの時間に働けない自分が許せなくて、とても外出なんかできなかったのに。


足取り軽く帰宅する自分に、なんだかびっくりしたし、素直に嬉しかった。


まだまだうまくいかないこともあるけれど、少しずつ良くなっているんだ。


そう実感できた今日は、とても良い日だった。


今日はここまで。また明日。


書くことが浮かばない、という日もある

今日で3日目

「あ、書かなきゃ」という思いで開いたものの、今日はなんだか落ち着きがなくて考えがまとまらない。


「書くことが浮かばない」

だから、お休みにしようか、とも思ったんだけれど、


これは他の誰のためでもなく、わたし自身のための記録だから、


そういう日だということも、書き残しておこう。


今日はここまで。また明日。

上司との面談を通して、橋本病について改めて考えてみた

まずは、めげずに今日もブログを開いた自分を褒めたい…

偉いぞ私、この調子で続けるのだ。

 

昨日、『ぼくたちは習慣で、できている』の感想を書き始めたんだけれど、

 

whomin55.hatenablog.com

 

実は今日は上司との面談の日だったので、そっちのお話を。

 

1〜2ヶ月に1度、1時間くらい職場の近くで面談している。

今日は、11月からの甲状腺の経過と、最近の診察のことを中心にお話しした。

 

甲状腺中毒症は12月中旬には落ち着いてきて、年越しくらいまでは比較的元気に過ごせたものの、

2週目くらいから具合悪くなってきて、

血液検査をしたら、やっぱり甲状腺機能低下症になっていた。

 

チラージンを再開したらだいぶ楽になってきたものの、

人工的にホルモン値を安定化させるって、なかなか難しいな…と思った。

 

橋本病は、少し説明の難しい病気だし、知名度もそこまで高くない。

でも女性の20人に1人はかかる、ごく一般的な病気で、

チラージンを服用して元気に普通に働いている人も多くいる、みたい。

 

一方で、ホルモン値が正常範囲内でも、あちこちに生じる体調不良に悩まされて、

仕事を辞めざるを得ない人も、中にはいるみたい。

 

自分が橋本病罹患者の中でどの位置にいる、というのは考えても仕方のないことだし、一概に言えないけれど、

「よくわからないし、でも調べてみたらそんなに大したことない病気なんでしょ?」と言われてしまうのが怖くて、なかなかこの病気と付き合っていく覚悟(?)ができずにいるのが正直なところ。

 

今の上司は、勝手に決めつけることは全然なくて、

丁寧に話を聞いてくれるから、不安に感じることはないけれど、

 

これから復職を目指すにあたって

「復職先の部署で、同僚や上司に理解してもらえないんじゃないか」という不安は、やっぱりある。

 

理解してもらうには、まず自分が知識をつけないといかんなあと思って色々と調べたりはしているけれど、自己免疫疾患ってなかなか奥が深くて、ちょっと苦戦している。

 

今日も、四苦八苦しながら状況説明をして、結構MP(メンタルポイント)を消費した。疲れちゃった。

 

当面の目標は、延期していたリワークをスタートさせることと、ちゃんと食事をとって健康的に生活すること、というのを上司と確認して、今日の面談は終わった。

 

 

自分の身体を理解するのは簡単じゃないし、思い通りにいかない身体にフラストレーションが溜まっちゃうけれど、

そこは「自分(の意志)は自分(の体)の王様じゃない」

を思い出して、体と対話する姿勢を持ち続けたいな。

 

今日は終わり。また明日。

 

 

 

 

習慣とは、意識を呼び起こさずにできること

佐々木典士さんの『ぼくたちは習慣で、できている。』を読んだ。

図書館で半年ほど待ってやっと借りられた。人気があるのも納得の読み応えだった。

自分なりに、読んだ感想をまとめてみたいと思う。

 

ぼくたちは習慣で、できている。

ぼくたちは習慣で、できている。

 

 

習慣とは、ほぼ考えずに行う行動

 

 

のことだという。

 

「早起きの習慣をつけたいな〜」と思って、気合を入れて目覚ましをセットしたものの、結局寝起きが悪くて自分で決めた時間に起きられない、という経験はたくさんある。

 

語学を身に付けたいから、毎日5つは単語を暗記しよう…と思っても、

わざわざノートを準備して綺麗にまとめたりしても、

結局途中でやる気が出なくなってきて、頓挫してしまったこともたくさんある。

 

夏休みの計画表をすごく綺麗に書いたのに、全然実行できないみたいなことを、大人になった今でも繰り返している。

 

「どうして頑張れないんだろう」と思ってしまうのはとってもストレスだ。

続けられない=習慣にできない原因は、自分の性格や、根性や、心の持ちように問題があるように思えてしまうからだ。

 

でも、佐々木さんは本の中で

「意志決定はコイントスのように不合理」だし、「感情に左右され、不安や自己否定感によって失われる」

と言っている。

 

「ぼくたちは、ぼくたちの王様ではない」

 

 

そもそも意志力は、とても脆くて、揺らぎやすくて、不安定なものなんだ

 

そっか…!なんだか目からウロコだった

これまで、根性論(スポ根?)で、気持ちさえあれば頑張ることができると思っていたし、

だからこそ、できない自分を責め続けてきちゃったけれど、

 

前提が間違っていたんだ。

 

確かに、「確固たる意志」を持って、毎晩歯を磨いたりしていないし、

「何事にも動じない芯の強さ」を持って、靴紐を結んだりしない。

 

何気なく毎日歯を磨いているし、靴紐も結べるし、何も難しくない。

当たり前になりすぎていて意識すらしていないことでも、毎日欠かさずやって、できていることはたくさんある。

意識を呼び起こさなくても、意志力を発揮しなくてもできる、それが習慣なんだ。

 

そうすると、実は頭で考えながらやっていることって、案外少ないのかもしれない。

ブラインドタッチだって、「ここを押してやるんだ…」と思いながらキーを押したりしていないし。

 

だから、気の持ちよう(意志力)でなんとかなる、なんてことはないのかもしれない。

大切なのは、「難なくこなせる」ことなんだから。プロセスを考え直す必要があったんだ。

 

今日はここまで。

実は、放置していたブログを急に再開するつもりになったのも、この本のおかげなんだけれど、

まずは書ける範囲で毎日書いてみようと思うんだ。

続きは明日。

 

 

甲状腺中毒症しんどすぎないか

今月に入ってから、動悸や頭痛、吐き気がしんどくて内科を受診したら、甲状腺中毒症になっていた

 

もともと橋本病(甲状腺機能低下症)で、足りないホルモンを補う薬を1年くらい飲んでいて、

 

ここしばらくは値も安定して、あとはうつをなんとかして社会復帰するぞ〜

と思っていたのに_(:3 」∠)_

 

いまはバセドウ病にみられるような症状が出ていて、頭が痛くて起きているのが辛いのに、食欲はすごいあって、でも体重は減っていって(半月で4キロくらい一気に減ってしまった)

 

でもバセドウ病ではないそうだ、自己免疫疾患ってややこしいな

 

食べ物がないから「しんどい…しんどい…」とふらふらでなんとかスーパーに行って、

とりあえず食べたいものをカゴに詰めていって、お会計見たら5000円超えていて(普段は一回で2〜3000円、一人暮らし)

 

晩御飯を作って食べて(食べた瞬間は少し元気)、でもまた気持ち悪くなって…

 

横になっても眠れないし、動くと息が上がってしんどいし、でもじっとしていると悪寒がするし

 

医師には「1ヶ月様子みたら落ち着くはず」と言われたけれど、1ヶ月耐えるのか〜って少しおちこんでいる

 

うつはだいぶ良くなってきて、12月からリワーク始めようと思った矢先にこれだもんなぁ

 

気長に取り組むしかない、とはいえ、なかなか健康になれなくて余計メンタルに悪い…と思う今日この頃

転院&診断名違った疑惑

10月下旬になって、だいぶ寒くなったなあ。

ほとんど外出しないのに、毎日両足と背中にカイロを貼って生活している…

 

リワークをそろそろ始めたくて、転院した。

昨日、今までお世話になった病院の先生に挨拶して、今日、紹介状を持って新しい病院へ。

 

初めてのドクターに、また生育歴とか、色々と過去のトラウマを話さなきゃならなくて、今日は元気だったのにまた滝涙。本当に苦しい。

 

何とかかんとか、一通り経緯を話し終えたら、「うつ状態の他に躁状態もあるように思える、薬を変えたほうがいいと思います」と。

 

…それって、双極性障害

 

確かに、今までの病院では診断名をはっきり言ってもらえなくて、改めて問い詰めたときに「気分障害です」とは言われていたから、うつ病と決まったわけじゃないと思っていたけれど

 

薬はずっと抗うつ薬で、それを信じて飲んでいて…

 

でも双極性障害だったら、確か抗うつ薬飲んじゃダメだったよね?

 

と思って、ショックを受けたまま帰宅。

 

問診票を宿題に渡されて、書き終わり次第また受診してください、と言われたけれど、なんだか放心状態で、気づいたら部屋が真っ暗。

 

でも書き出していたら少し気持ちが落ち着いてきた。

仕方ない、今は、今できることに取り組むしかない。

 

断捨離が終わらない

ミニマリストに憧れて、暇さえあれば断捨離を続けているけれど、まだまだ手放せるものが出てきて、終わりが見えない。

 

ついに図書館で『

あした死んでもいい片づけ 実践! ―覚悟の生前整理

』っていう生前整理の本を借りて読みはじめて、昔の年賀状や子供の頃の習い事の発表会のDVDなんかをシュレッダーにかけて処分した。

 

…ふ〜。なんとなく捨てるに忍びないものでも、えいっと刃を入れて形を変えてしまうと、気持ちが軽くなる。

 

先月末、診断書がまた延長された。

1月末までは少なくとも働けないので、せっかくのこの期間に、丁寧に過去と向き合って、少しずつでもいまの自分から切り離していきたい。

 

いつか何かの本で「未来は変えられないけれど、過去は変えられる」っていう文章を読んで、

これから起こることは、自分が思ってもみなかったようなことが起こるかもしれないし、努力だけじゃどうしようもないこともあるけれど、

すでに過ぎ去った過去は、自分の記憶の中でいかようにも捉え直すことができる

 

だから、苦しかった子供時代も、いまはまだどうしようもできないトラウマも

少しずつ、捉え方を変えていって、過去の記憶を整理していこう

 

って思えるようになってきた。

 

まだ、時々自分ではどうしようもできないくらい苦しくなるときがあって、抗不安剤に頼らなきゃならないこともあるけれど

 

毎日、少しづつ前進して、元気になっていきたいな。